東京市部の年収1000万円世帯と平均年収、1位稲城市

年収1000万円世帯が家を持つ街か

 稲城市は東京都西部の多摩丘陵にあり、神奈川県川崎市との県境に接してもいる。
繁華街もなく風俗店もない良環境に、新宿から京王線の特急で30分程度でアクセスできる。


稲城市の若葉台駅前、電線が地中化されている
 多摩ニュータウンの開発にあたって最後に切り拓かれた住宅地が、稲城市の向陽台。最近は若葉台というエリアが開発されており、電線が地中化されている先進的な街づくりが行われてもいる。

 駅前の様子は子連れが多く、学習塾が並ぶ。宅地、マンションの開発が現在進行形で行われており、まだ空き地も目立つ。ある子連れの20代主婦は、以前は23区に住んでいたというが、出産を機に引っ越したという。「都心へのアクセスの良さと環境の良さ」で稲城を選んだそうだ。ちなみに、眺望も良く、天気が良ければ横浜なども一望できるという。

 また、アクセスは、新宿だけでなく、横浜、川崎にも近く、住宅選びでは川崎市麻生区などと競合となるようだ。子育てや住宅関連の手当なども見て、稲城市を選んだそうだ。

 ちなみに、稲城市は年収1000万円以上の世帯の持ち家比率が91.65%と高い。また、過半数の世帯が年収500万円以上となっており、アッパー層が多い新興タウンと言うことができそうだ。

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