愛人遊びと不動産投資を両立する方法と相続の留意点

愛人2、3人住まわせる

 「ぜひ、愛人を2、3人住まわせて新しい船場にしてもらいたい」。

 これは大阪市で行われたシンポジウムで、橋下徹同市長がリップサービスした発言だ。公の場での発言だけに各メディアで報道されたが、米浮気相手探しサイトのアシュリーマジソンの調査によると、妻よりも愛人に贈るプレゼントの金額の方が大きいという結果が出ており、愛人消費がばかにならない意味もある。

 橋下氏は他にも「お金持ちが住んでくれれば、その周りにお金持ちを狙った店がいっぱいでくる。また、愛人をかこう経営者も出てくる。愛人専用の宝石店や高級ブティックとか来るんです」とも述べている。

 ただ、愛人用に不動産を持つことは意外に苦労も多いようで、なかなかたいへんな面もあるという。

 まず、関西の富裕層だが、基本的には北摂エリア、府外の芦屋市、京都市、あるいは奈良県に住む人も少なくない。最近でこそ、大阪市中心街の梅田に億ションがあるが、もうひとつの中心街であるミナミは遅れを取り、今後はマンションの建築基準が緩和されるために、リップサービスが出たのだ。

 愛人で最も恐れなければならないのは、家族にバレる、不動産トラブルになる、税務署などに暴露されるといったことがあるようなのだ。皆、こうしたことに気を遣うようで、苦労はあるのだ。

1 2 3
よかったらシェアしてね!
目次
閉じる