「プロ愛人の鑑」? 栩内被告は何を語る 初公判

◆全面否認を貫くか?
 「愛人とは、有名人や社会的地位の高い方々のお相手をすることが多いので、向いている人はルックスが派手すぎず、口が堅い人がよく選ばれる条件です。ブローカーもそういう人を探しますね。ルックスだけで選んでいると思われがちですが、そうではないのです。実際には秘書にしてもおかしくない、秘書タイプが一番好まれるのです」という。

 ここまで飛鳥被告は保釈が認められたが、栩内被告の様子については容疑を否認しているという報道しかない。

 ある警視庁組対OBは「全面否認か、完全黙秘を貫いたんじゃないか。鑑定結果が出ていたとしても、何も知らなかった、騙されていたとか、そうなれば取り調べは厄介。交友関係をすべて洗いたいのは山々なんだろうけど、この様子では無理だったんだろう」と話す。

 栩内被告は自分が証言することで、被害が拡散していくことを恐れているのだろう。前出の事情通は「プロ愛人の鑑だ」とも評する。握っている秘密は、まさに墓場まで持っていくことになるのだろうか。

 22日から始まる公判でも、全面否認を貫くのか。

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