全体の納税額は8兆2907億円で、そのうち年収1000万円以上の人の納税額と全体に占める割合は次のとおりとなった。
・1000万~1500万円以下 1兆4680億円 17.8%
・1500万~2000万円以下 7900億円 9.5%
・2000万~2500万円以下 3930億円 4.8%
・2500万円超 1兆3927億円 16.8%
国税庁
さらに年収800万円以上というカテゴリーで括れば、給与所得者は386万人で、全体の給与所得者の8.3%。税額は総額5兆735億円で全体の61.2%を占めることになる。前年は55.7%で、高額所得者の総納税額は全体に増加していることがわかる。
ちなみに、平成27年分以降は、新たに「4000万円超」という区分がもうけられ、税率は45%となる。さらに、住民税10%を加えると55%という計算になる。