HKT48指原莉乃さん芸能プロ取締役就任と節税策

タレントから持ちかける? 「業務委託契約」

 過去に、眞鍋かをりさんと所属事務所が民事訴訟で係争した際に、事務所側が出してきた書証で次のような事実が明かされている。

 地元の愛媛県内に作られた母親が代表者を務める会社「マナベ電子工業」に、眞鍋さんの報酬の半額を振り込むというものだ。費目は業務委託費で、真鍋さんの月給約400万円のうちの約半額にあたる。この取引を行うにあたっては、真鍋さんサイドから持ちかけられたという。

 所得税率では当時としては最高税率の40%が適用されるが、そこから役員報酬などの経費を差し引いて税率を下げて、残す金額を多くするなど何らかの節税策を取っていたことは推測される。

 ちなみに、他の実例を示しておく(⇒はお金の流れ)

◆大物男性タレントS

所属事務所A ⇒ 個人事務所  ⇒ S家
        (代表者・夫人)

◆大物女優N夫妻(夫も俳優)

N所属事務所A ⇒ 個人事務所A ⇒  N家
         (代表者・母)

夫所属事務所B ⇒    同    ⇒  N家

 これらはほんの一例ではあるが、特に所属事務所に迷惑をかけるわけではなく、事務所と稼ぎの良いタレントとの良好な関係を今後とも続けていくという点でもウィンーウィンでもある。

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