中国人富裕層による「爆買い」というのは、何もモノやサービスだけにとどまらず、人にも当てはまるようだ。日本の人気AV女優と、中国芸能界に影響力があるという富裕層男性との間に15年5000万元(約10億円)の契約が締結され、日中両国に大きな衝撃を与えている。2人の正確な関係はわからないが、業界関係者は「日本のAV女優や芸能人に興味を示す富裕層は多い」といい、金、モノの次のターゲットは人になる。
芸能活動と身の回りの世話
蒼井そらさんをはじめとして、日本のAV女優は中国では特に人気が高く、中華圏においては最も有名な日本人でもあり、中国での活動も多い。
水咲ローラさん(ウェイボより)
この中国人富裕層のことは詳しくはわからないが、現地メディアによれば、中国芸能界でも影響力のある人物だという。2人の関係は謎だが舞台挨拶でも仲むつましい姿を見せているから「想像に難くはなく、実質的にはほぼ結婚に近い関係かもしれない」(前出業界関係者)という。
それでも、まんまと日本の美女との間で、公私ともに専属契約を締結することに成功したことには違いない。15年と長期にはなるが、10億円という破格の契約金額を考えれば、日本の美女の買収に本気になっていることがわかる。