NSX、ランボルギーニ、ケーニグセグ……最高2憶6000万のスポーツカー市場

日本で3台売れた2億6000万円の車

 最後に紹介するのは、スウェーデンの高級スポーツカーメーカー、ケーニグセグが生産するアゲーラRSRだ。


ケーニグセグのアゲーラRSR
 ケーニグセグは、創業者のクリスチャン・フォン・ケーニグセグ氏がとことん自社で部品を製造することにこだわっているメーカーで、「タイヤ以外はすべて自社でつくっている」という徹底ぶりだ。

 この車にもカーボンファイバーが使用され、それぞれのパーツはとても軽く、屋根なども簡単に取り外して車内に収納することができる。最高時速は400キロを超える。

 そこまでのこだわりゆえ、生産台数は限られ、納品まで時間がかかるが、購入者は創業者のケーニグセグ氏に、購入した車の仕様などについてダイレクトに希望を伝えながら、時間のかかる生産を待つこととなる。

 先日行われたワールドプレミアで発表されたモデルは、アゲーラシリーズの最後のモデル、アゲーラRSをベースに生産された3台で、エクステリアもエンジン出力も特別に製作され、すべて日本に輸入された。


屋根を簡単に外してトランクに収納できる
 価格は2億6000万円(税抜)。
 すべて販売が決まり、納車が済んでいるものもある。

 活発なスポーツカー市場、制するのは果たしてどのクルマか。

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