楽天三木谷氏ほか 長者番付100~500位

フォーブスが発表した長者番付の100位までを解説した。100位以下にも、著名な人物が多くいる。詳しく見ていこう。

●100~200位


フォーブスの発表をもとに、ゆかしメディア編集部が作成

 日本人の第3位で、滝崎氏が入った。
 1位の孫氏、2位の柳井氏に比べ、滝崎氏は「誰?」と思う方も多いだろう。産業用エレクトロニクスメーカー大手「キーエンス」の創業者で、メディアに登場しない、ほとんど企業の情報を開示しないことからその名前は知られていないが、隠れた高収益企業として投資家の間では有名だ。
 同社はジャストシステムを傘下に収めている。

 注目はやはり182位、シャープを買収した鴻海精密工業氏の郭台銘氏だ。「あの大企業シャープを台湾の企業が買収」というニュースに多くの人が衝撃を受けたが、鴻海の経営者は、このあとに出てくる楽天の三木谷浩史氏よりも多くの資産を持つ大富豪だ。
 買収後、いきなりシャープを黒字化させたという報道もあり、世界長者番付に登場するほどの経営手腕は確かなようだ。  

●200~300位


フォーブスの発表をもとに、ゆかしメディア編集部が作成

 アルマーニ、ラルフ・ローレンといった、ブランドそのものの名前の人物が複数ランキング入りした。
 ほかにも、世界的に使われているテトラパックを発明した人物の孫など、ここでも創業者から資産を引き継いだ名前が目立つ。
 テトラポットの登場により、飲み物の店頭への陳列方法は劇的に変化した。ラウジングの一族は巨万の富を築き、その後も事業を拡大していくも、 1989年にはパキスタンのテロリストによる誘拐事件に巻き込まれたことから、現在はひっそりと暮らしている。

 239位、サムスン電子副会長の李在鎔氏は、ニュースで大きく取り上げられてその名前を知った人も多いだろう。韓国の同社の経営権を継承する一環で朴槿恵政権からの便宜を求め、朴前大統領の友人に賄賂を贈った罪などに問われ、2月に逮捕された。


三木谷氏/Getty Images
 日本人第4位は楽天の三木谷氏。ここ最近は海外への進出と撤退を繰り返しているが、資産総額は日本でまさに5本の指に入る1人だ。

 根強いファンの多いスター・ウォーズシリーズの製作・総指揮を行うジョージ・ルーカス氏は資産額で言うと三木谷氏と同額程度。三木谷氏が多いと考えるべきか、ルーカス氏が意外に少ないと考えるべきか。

●300~500位


フォーブスの発表をもとに、ゆかしメディア編集部が作成

 日本人の第5位、森トラストの森氏が385位に入った。ほかにも日本人は、ユニチャームの高原会長がランキング入りしている。世界的に有名で「高いがよく吸える掃除機」「羽根がないのに涼しい扇風機」などを販売しているダイソンの経営者がここに入った。

 世界的に拡大している「民泊」の最大手、Airbnbの創業者3名もランキング入り。不動産王のアメリカ大統領よりも資産額が多いことが、新興サービスの急成長ぶりを感じさせる。

 これ以降のランキングにも、スターバックスのCEOなど、日本でもなじみのある店や商品の会社が出てくる。
 継承されるくらい長い歴史のあるものも、急成長している新興のサービスもあり、非常に興味深いランキングだ。

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