年末ジャンボ必勝法!ネコを飼う人が当たる?

当たる人はネコを飼っている

 元販売員が見てきた当選者たちは、どのような顔ぶれなのか。「宝くじ白書」(平成20年度版)によると、購買歴10年以上が64.8%となっているように「ビギナーズラックもあるかもしれませんが、あまり若い方は見たことはないですね。10年や20年は買い続けている方々が多いのは、やはり本当でしょうね」と話す。

 顔見知りの高額当選者の例を何人か挙げてもらう。まず1000万円以上を当てた30代女性。数年の間、ほぼ皆勤というくらいに、地域一帯の売り場に足を運び、キッチリと買い目と金額を決めてから購入するのだという。自分のスタイルを貫き高額当選をゲットしたタイプだ。

 また、いつも朗らかで誰からも愛される性格の60代女性は、売り場に来てから閃きで買うのだという。特大ホームランこそないものの、100万円以下のヒットをコツコツと何回も積み重ねて、現在では総当選金額は1000万円以上になっているのではないかという。ちなみに、元販売員がある時、この女性に最後に残っている宝くじ5枚の購入を勧めたところ購入し、それが50万円当たったこともあったそうだ。まさに、福が巡ってくるようになっているタイプなのだろうか?

 他にも色々な人がいるというが、元販売員が見た当たる人の特徴はなぜかみな猫を飼っていたという。例えば、招き猫は幸福を招いてくるという縁起物でもある。根拠はないが、あくまで元販売員の経験則としての話だ。

 では、逆に当たらない人とはどういう共通点があるのか。

 「買い目が行き当たりばったりで、ロトなら店で決めているような人です。わたしは、それで当たった人を見たことがありません。せめて、買い目と予算くらいは決めて行く方がいいですね」

 たしかに説明の通りで、無駄な資金と時間ばかり投入することになるよりは、その方が良いだろう。

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