店の“空気”を読め
宝くじ売り場は全国に1万5000件以上はあるとされている。もちろん、東京、大阪などの大都市に行くほど多く、どの店で買えば良いのか迷うこともあるだろう。一つの選び方としては、非科学的な話となってしまうが「店の運気を見ること」だという。つまり、店の空気を読むということだ。
「売り場にも勢いというものがあります。1等でなくても良いので、最近のクジで当たりが出ている売り場が良いと思います。ここだけの話、ずっと出ていない店もあります。せめて、当選の張り紙があるかどうかを確認した方がいいですね」
当選が出ていない店の場合は、店舗自体の売り上げが落ちている。売り上げ面で苦戦している店舗も少なくはないようで、早晩、淘汰されていくことになるだろう。しかし、自分の店舗から当たりが出ることは売り上げUPにもつながり、購買者とWIN―WINの関係となる。たくさん仕入れて、たくさん売れるほど、当選も出やすくなるのは当然だ。
「愛相良く、対応の良い販売員がいる所の方がいいです。つっけんどんな人だったりすると、お客さんが離れて行きます。そうなると、売れなくなって、当たりも少なくなってきます。悪循環になってしまうんですよね」
やはり、最低限、運営に一生懸命な店を選ぶべきではなかろうか。すべて非科学的な話となってしまうのは仕方がない。しかし、元販売員が見た高額当選者が実行していることだという。まずは、試してみては。
次回は、佐賀県にスポットを当ててみる。かつては「日本一当たる」と話題になった県。宝くじにまつわる場所の謎に迫る。(つづく)