若い時の経験が不動産を見る目を育てる
沢田さんがアイドルデビューを前にレッスンを受けていた頃の回想だ。全国から集まった金の卵たちの中から成功する人は、ほんの一握り。そうした厳しくも華やかな場所での経験が今でも役に立っているそうだ。
「若い時に何の役に立つだろうと思ったことも、先輩方に『将来役に立つから』と言われました。でも、今になって、一流のスタッフの方たちと仕事をご一緒させていただいた経験を思うと、本当にそうなんだなって感じます。だから、みなさんが色々な場所へ行ったり、人に会ったり、美しいものを見たりした経験はきっと役に立つと思います」
不動産投資をするには、もちろん投資の基礎を学ぶ必要はあることは言うまでもない。だが、多くの投資家が失敗するのは欲につられてお金を追い求め過ぎて、本物を見抜くことができなくなってしまうのも一因だ。やはり、本質を見る目を若い時から養う。これが不動産に限らず『無敗の投資家』になるためには必要ではないだろうか。