日本航空(JAL)株で奇跡の大逆転はあるか

JALは事情が違う


日航機
 2月20日に上場廃止が決まってから、低かった株価はさらに下落の一途をたどり、これ以上下がらない1円を模索し始めた日本航空(JAL)株。ちなみに、1月29日には1円にまで下がった株価が、翌営業日の2月1日には倍となる2円となった。「ひょっとすると」という投資家心理を表したものなのか。

 期待しても良いのか、するだけ無駄なのか? 「YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア)は、かつて「あしぎんFG」株を1円で買って、21円で売却した経験を持つ個人投資家の鮎川健さんに話を聞いてみた。

 「あしぎんFGは、それ自体が経営破たんした訳ではなく、(後に破たんしましたが)傘下の中の一社「足利銀行」が経営破たんしたのです。さらに、残された傘下企業の中に黒字経営を営む優良企業が存在していたため、あしぎんFGは存続できると仮定しました。結果、その上場企業前代未聞の思惑によって、1円買い、21円売りで、21倍のパフォーマンスを得ることになりました」

 鮎川さんはテンバガーと言われる10倍株をこれまでに4回成し遂げた経験を持つ。特にその中でも2003年12月に購入した、あしぎんFG株が21倍になるのに要した日数はわずかに8日間だけだった。相場は生きているだけに何があるかわからないが、傘下の一企業が破たんしたあしぎんFGに対して、JALはそのものが破たんしたのだから。JALとあしぎんFGとは事情が違うようだ。

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