毎日が家族旅行をしているような、あたたかな家
Bくんの子ども部屋には、日当たりのよい南向きの大きな窓ガラスがあります。周囲に大きな建物がないので、Bくんは勉強の合間、窓ガラスの向こうに見える大きな青空を眺めるのが癖になったそうです。ぼんやりと外を眺めて、耳を開放して、近所の公園で遊ぶ子どもたちのかすかな声を聞く。それだけで気分転換になり、すっきりした気分になれたとか。
子ども部屋をリビングに仕立てて、家族団らんの中心とした結果、家の中にはいいリズムが生まれました。窓の外を眺めながら、今日の出来事を家族で話し合う。毎日、家族旅行をしているような、あたたかな家で勉強を続けたBくんは、難関の開成中学に、見事合格することができたのです。