女子大生から女社長へ
学生時代に成功したトレーダーは、その延長線上を歩むか、一旦は新卒で就職するが専業投資家の道に戻るか、いずれにせよ投資の世界に舞い戻ることが多々あるようだ。レイナさんは起業の道を選んだ。
「起業の内容はまだ申し上げられないのですが、実は大学も起業準備のために1年間休学していました。今も準備に追われていますが、今年中に起業します。また、みなさんにお話できる機会もあるかもしれませんね」
新卒者の就職難の中で選んだ道は起業。みんなが進む道が狭く通りにくいのなら、あえて自分で新しい道を作ろうという逞しさ。23歳という若い女社長が、これからどんな道筋を作っていくのか。傍から見ていても、不安よりも、むしろ、いつか富裕層になっている姿を想像できるだけに楽しみがある。
テーマとは関係ないが、最後に好きな男性のタイプをたずねた。そうすると、すかさず「投資をする男性」という答えが返って来た。
「共通点があるのはいいことです。私もトレードが好きなので、気持ちをわかってくれるからというのもあると思います。投資は自己責任ですし、勉強したり分析するにはそれなりに努力も意欲も必要なので、それができる男性は自立した人間として魅力を感じることは確かです」(終わり)