好奇心、それとも女性としての本能?
「もう久しく聞かなくなりましたけど、昔はアナウンサー同士の結婚もあったんです。でも、今では女子アナも取材相手や、他の世界の人と出会うチャンスは増えています。基本的には、その時代、時代の旬な人に会いたいというのは、テレビ業界人として必要な好奇心からでしょう。でも、男を見る目は、知らず知らずのうちにハードルは上がっていると思います」
倍率2000とも言われる競争率の試験を勝ち抜いた、言わばエリート。そこはプライドはあるはずで、男を見るハードルは高いのではないだろうか。
また、仕事として会うにせよ、プライベートな場で会うにせよ、やはり旬の人と会ってみたいという気持ちに変わりない。これはTV業界人としては普通のことだ。一方で、女性としても当然ではないか。
ただ、金融危機以降の日本では、テレビ局も左様に景気が決して良いわけではない。年収は20代後半で4ケタに達する彼女たちも収入減になりそうだという。写真週刊誌FLASHによると、日本テレビの内部資料では西尾由佳理アナが年収1500万円(推定)から大幅にダウンするのだという。真偽のほどはともかく、エースアナに対しても容赦はない。
そのためか、月並みだが「女子アナも一流企業のサラリーマンとの飲み会にも参加していることもある」という。だが、その後発展してゴールインという話はあまり聞かないのだが…。今の時代なら、医師や安定した会社の御曹司たちは、やはり人気ということになる。
では、女子アナウンサーの恋愛、結婚の変遷について、専門家はどう見ているのか?
フジの中野美奈子さんの結婚をスクープした芸能リポーターの梨元勝さんは「帰国子女で、ミス○○の肩書がついて、英語が話せればなれるのが今の女子アナ。(景気が良くないからといって)安定を求めているのは悪いとは言わないけど、フリーになるか、誰かと結婚することばかりを考えています。だから、結局はお金のある所に流れてしまうんです。アナウンサーは特殊技能なんだし、もう少しプライドを持ってほしいですよね。どうも、恐縮でした」と話している。