シューズ業界も本田圭佑選手の争奪戦へ

今後は本田争奪戦を制するものが勝者に


イグニタス(ミズノ公式サイトより)
 関係者によると、日本国内のサッカーシューズ市場は少子化の影響もあり、良くても横ばい、伸びても限定的だと見られている。しかも大手だけで大半のシェアを持つ市場の中で少ないパイを取り合っているのが現状だ。

 今後の海外展開を考えるとすれば、日本から本田選手という新星が登場したことは願ってもない好材料だ。ミズノの国内シェアの伸長、さらには海外への展開が見えてくる。と同時に、今後本田選手を他社も放ってはおかないだろう。契約条件が高騰することは十分予想できる。

 ある海外メーカーは「(本田選手との契約について)可能性がないとは言えませんが、まだ、そういうお話はありません」という。

 南アフリカ大会でのシューズ戦争の勝者は現段階では、ミズノと言えるだろう。ただ今後は、本田選手を巡る争奪戦を制したメーカーが、勝者になりそうだ。

◆日本代表選手の使用シューズメーカー一覧(敬称略)
GK
川口能活(磐田) アシックス
楢﨑正剛(名古屋) プーマ
川島永嗣(川崎F) プーマ

DF
中澤佑二(横浜FM) プーマ
田中マルクス闘莉王(名古屋) ナイキ
岩政大樹(鹿島) ディアドラ
駒野友一(磐田) プーマ
今野泰幸(FC東京) アディダス
長友佑都(FC東京) ナイキ
内田篤人(鹿島) アディダス

MF
中村俊輔(横浜FM) アディダス
稲本潤一(川崎F) ナイキ
遠藤保仁(G大阪) アンブロ
中村憲剛(川崎F) ミズノ
松井大輔(グルノーブル) プーマ
阿部勇樹(浦和) ミズノ
長谷部誠(ヴォルフスブルク) プーマ
本田圭佑(CSKAモスクワ) ミズノ

FW
玉田圭司(名古屋) ナイキ
大久保嘉人(神戸) ナイキ
矢野貴章(新潟) アディダス
岡崎慎司(清水) ミズノ
森本貴幸(カターニャ) アディダス

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