敷地2700平方メートルの豪邸
北島義俊社長の邸宅
その社長である北島義俊社長は、織衛・前社長の長男にあたる。慶応義塾大経済学部卒、旧富士銀行を経て、1963年に大日本印刷に入社。1979年から社長に就任している。
役員報酬の開示が義務化されて初めて注目された、というのは言い過ぎだろうか。これまで「ノーマーク」だった北島氏だが、その邸宅からは、昨日や今日、富裕層になったというものではない、伝統ある家の風情が漂う。
東京都内のかつて文化人らも多く住んだ、今となっては少し渋めの高級住宅街。大邸宅が並ぶが、その中でも一層目を引きつけるのが北島邸。敷地面積が約2700平方メートルという広さに、よく手入れされた庭木が高く繁っており、防犯カメラなどが目に入る。
2700平方メートルの北島邸敷地
それは、外国人社長のカルロス・ゴーン氏も同様かもしれない。