不動産投資家必見!「ゴミ屋敷」で200万円損する前に

やはり入居審査に尽きる

 空室リスク以上に大きい、不良入居者リスク。方法としてはやはり、未然に防ぐしかない。そのためには、入居審査を徹底することと、定期借家契約を締結するという2点

 まず入居審査で見るべき点
・属性(勤務先)
・転居理由(以前トラブルを起こしたからか)
・転居期間(短い場合は注意が必要)
・ふるまい(人間性を見る)
・資力のある連帯保証人がいるか、もしくはつける

 そして、次に定期借家契約とは、従来の契約が自動的に契約更新されるのに対し、契約期間が来れば、更新されずに契約が終了する契約(双方が合意すれば再契約も可)。最近では、リスクヘッジのために契約するオーナーも増えてきているのだという。

 そして、やはり信頼できる管理会社を味方につけることは言うまでもない。

 不動産投資家を取り巻く環境は、厳しいと言ってもいいだろう。全国の空室率は18.7%、空室数は409万戸(総務省が平成20年度住宅・土地統計調査の速報値)。入居者が欲しいと切に願うオーナーがそれだけたくさんいるということになる。

 繁忙期を過ぎて、空室の場合はオーナーも「早く入れたい」と判断が狂いがちになるという。まさに初夏の今の時期が該当するのだが、こういう時こそ、考えるべきだ。

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