ヴァージン・グループ会長所有のカリブ海の島へ
リチャード・ブランソン会長と稲波さん
「印象深かったのは、ヴァージン・グループ会長、リチャード・ブランソンさんがカリブ海に所有する島に1週間招待されたことです。イギリス領ヴァージン諸島にあるネッカー・アイランド。彼から直筆サインの入った招待状が届きました。宇宙旅行者が招待されるイベントは数々ありましたが、この島での体験は本当に素晴らしかった!
美しい海に浮かぶ広大な島を50人くらいの従業員でメンテナンスをしていて、しかもみんな美男美女(笑)。島にはいくつものヴィラやテニスコート、プールがあります。ヨット、水上スキー、サーフィンなどマリンスポーツは何でもできました。夜は招待されたファウンダーたちが集まってパーティーをします。」
(注:ネッカー・アイランドは一般人も宿泊可能ですが、1泊約100万円かかります。)
―ファウンダーはやはり資産家が多いのですか?
「ほぼ100%そうです。ほとんどが会社経営者などの資産家。サラリーマンは私1人で、しかも一番若い年齢。リチャード・ブランソンさんとも普通に仲良くなれるし、経営者ってもっと頭が固い人たちかと思っていましたが、冒険好きな面白い人ばかりでした。宇宙に行きたいと思い、そしてその実行力がある人は、やっぱり普通じゃないなと。話しているだけでワクワクしてくるような、刺激的で魅力的な人たちでしたよ。」
宇宙という共通項を通して、世界中のトップと交流ができるようになったという稲波さん。
「彼らと、いつか何か面白いことを一緒にやりたいですね。そのためには彼らに信頼されなくてはならないし、そうなれるようしっかりコミュニケーションをとっていきたいと思います。」
ネッカー・アイランドに招待された稲波さんとファウンダーたち