食事の準備は時間との勝負
まずは病院から帰りの電車の中で、「仕事モード」から「お母さんモード」に頭を切り替えます。
「野菜、豆腐などは生協の宅配でまとめ買いします。毎日のお買いものはお肉やお魚だけ。家で切ったりすると時間がかかるので、買う時にお店で、料理の献立に合わせて切ってもらいます。切ってもらうのはタダですしね」
シチューやカレーなど、野菜や肉をたくさん食べることができ、前日やその日の朝に作り置きもできるメニューがよく登場しました。中でもシチューは、ホワイトソース、ブラウンソースをよく使ったとか。これらは具を変えると応用が利くのでバリエーションに幅が出ると重宝したそうです。
腹をすかせた子どもを前に、食事の準備時間が30分しかないこともざらだったそうで、とにかく時間との勝負だったそう。
「冬はこういった煮込み料理だけでなく、鍋料理もよく作りました。手早く用意できて、しかも野菜がたっぷりとれる。それに後片付けも楽。夏場はお刺身などが多かったですね」