新潟で3億円を稼ぎ上京した美人姉妹【4】

ネットの時代だからこそ、本物を見るべし


右から清水彩子さん、けい子さん
 清水さんがドレスを売る店をやりたい、と思いついてからすでに4年が過ぎた。そして、Sugarの人員も現在では、17人になっていた。新潟、東京の店舗、さらにはインターネット通販の部門を持つ。20代の美人社長が率いる立派な体裁の企業となった。では、どういう組織運営を心掛けているのだろうか。

 「大切にしていることは、(従業員には)モチベーションを高める組織作りと、生の情報に触れさせることです。みんなで海外旅行に行くのも、頑張る目標を与えて伸ばすという意味と、実際に海外の物やファッションなども見る機会を増して、それが仕事に役に立つと考えているからです」

 昨年はハワイ、一昨年はオーストラリアに従業員で旅行へ。全員が20代の女性にとって海外旅行は、モチベーションの維持、そして、創作の新たな刺激となっていることは間違いない。20代ながら、この美人社長の組織運営はなかなかのものだ。また、若いだけに今後も伸びて行きそうだが、この先はどうなのだろうか?

 「男性の経営者さんからは『なんで人をもっと雇わないの』というようなこともよく言われます。羽振りはよく聞こえないかもしれないですけど、わたし自身が堅実な性格なのか、あまり店舗を拡大していく気はないんです。目標は、欧米のように日常にもドレスがあるような生活を日本でも広めていくことができたらと思っています」

 今も新潟、東京、海外と各地を飛び回っている清水さん。夢の実現はまだまだ半ばでしかない。20代の女社長の戦いはまだ始まったばかりだ。(終わり)
◆バックナンバー 新潟で3億円を稼ぎ上京した美人姉妹【1】
新潟で3億円を稼ぎ上京した美人姉妹【2】
新潟で3億円を稼ぎ上京した美人姉妹【3】

1 2 3
よかったらシェアしてね!
目次
閉じる