無一文から中国No.1大富豪になった女性の軌跡

無一文から


張茵(ちょう いん)氏(新浪網より)
 先日イギリス人ジャーナリスト、ルパート・フーゲワーフ(中国語名:胡潤)氏が主催する研究機関「胡潤百富」の2010年度「女性富豪ランキング」が発表され、玖龍紙業(ナイン・ドラゴンズ・ペーパー)董事長の張茵(ちょう いん)氏が、380億元(約4708億円)
という圧倒的な数字でトップとなった。張茵氏は2006年の中国長者番付で1位になったこともある。女性で無一文から身を起こしたことで伝説となっている。

 張茵氏の原籍は東北地方。1950年代に軍人の家庭に生まれ、幼いころは貧しく家には7人の弟と1人の妹がいた。1982年に大学を卒業すると、工場の事務や深セン信託銀行関連の会社で財務の仕事などをした。その後、ある貿易会社で梱包業務なども行っている。

 1983年、張茵氏は香港に行き貿易会社の会計業務に当たっていたが、1年後その会社は倒産。この時、3つの選択肢があった。広東に帰るか、641万ドルの仕事を受けるか、自身で起業するかというものだ。

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