富裕層が儲けられなくなる「PO投資」規制

 かつての賑わいが懐かしい感じさえしてくる日本の株式市場。ザラ場を見限って、上級者や富裕層たちはPO投資(公募増資)を行っている。まとまった資金があれば、超低リスクで確実に利益を出しやすい手法。だが、金融庁がこのほど、PO投資の規制案をまとめた。富裕層の稼ぎ口が減るのか? 今後のPO投資がどうなるかを予想してみた。

儲けが確実に減る?

 「もう、ザラ場なんてやってられませんよ」とは、某投資家。日本株のザラ場投資専門だった投資家も、今やPO投資、もしくはFX(外国為替証拠金取引)に転向している人が多い。

 その前出の投資家は「利益は確実に減るような気がします」と、金融庁の規制案に対する感想を話した。やはり、PO投資まで規制されては堪らないというのが本音だろう。


最近行われた、りそなHDの公募増資は「不調だった」とか
 いうなれば、公募増資の現物株と空売りを組み合わせた、超低リスク低リターンの投資手法だからこそ、まとまった投資資金が必要で、投資上級者や富裕層が行う投資手法として、重宝しているのだ。

 では、どういう投資手法なのか。知らない人のために、次のページでまずは簡単におさらいしておく(ご存じの人は読み飛ばして下さい)。後ほどPO投資だけで昨年2000万円の利益をあげた著名投資家にも登場いただく。

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