オックスブリッジへ4割進学、韓国に英名門ボーディングスクールが開校

アジアの英語教育のハブに? 「済州国際教育都市」

―韓国政府が進める「済州国際教育都市」とは、どのような都市計画ですか?
「済州島は、2001年に韓国政府によって、国際自由都市に指定されました。観光はもちろん、教育、ビジネス、金融などの北東アジアにおけるハブを目指すべく開発計画が進められており、中でも中核となるのが済州国際教育都市の計画です。欧米を中心とした海外から最高レベルの教育機関を済州島に誘致し、アジアにおける英語教育の中心地とするべく、韓国政府が巨額の投資を行っています」

 韓国政府が全面バックアップして進めている「済州国際教育都市」計画は、学校内はもちろん、街中まですべての場所の公共語が英語という、英語を学ぶには最適の環境。キム・チョルヒ代表理事によると、都市が完成すれば、世界中から集まった約9000名の生徒が学ぶ10校の学校、大学、英語教育センター、芸術センター、住居や商業施設などができるといいます。

 日本にも、欧米のボーディングスクールを見本に創立された学校はあります。しかし、将来的に世界で通用する語学力と人脈を作ろうするならば、やはり欧米へ子供を留学させたいと考える方が多いでしょう。そこに、これからは欧米以外の選択肢の1つとして、韓国のボーディングスクールが加わります。世界最高峰の教育が受けられ、欧米へ行くより経済的負担が軽く距離的にも近いとなれば、留学を検討する日本人が増える可能性はあります。国家事業としてアジアのエリート教育のハブを目指し、急成長している韓国の教育業界の動向は、今後も注目していく必要があるでしょう。

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