偏差値30から、年収3000万円を実現するには【8】

会社のスネをかじるな

 ビジネスの世界には色々なタイプの人がいると思います。僕は会社の看板だけで生きているようなタイプは大嫌いですね。自分の力で戦えよと言いたくなる。親のスネかじりみたいで格好良く見えないんですよね。「会社のスネかじり」ですね。

 多くは中途半端に頭のいい人たちです。要は学歴だけ高い人、エリートと呼ばれる人達です。そんなリスクから逃げているエリートさん達を僕は「ニセ・エリート」と勝手に呼んでいます。僕はニセ・エリートを倒すため、そして熱意や情熱はあるのに、既存の制約や風潮に押し殺されている、昔の自分のような人達が立ち上げるきっかけになればと思い本を書きました。これからの世の中は、会社の看板や学歴などに頼らない、人が大逆転していく時代だと強く感じています。

 この本にも書きましたが、これまでご紹介してきましたメソッドは読むだけではだめです。知っているだけでもだめ。実践して、行動して、使ってみる。そして、前例の通用しないこの時代を一緒にリードしていく存在になっていきたいですね。以前の僕と同じような、学歴も、能力も、資格も、才能もない、だからダメだと思い込んでいる人に。そして、

 「バカでも1000万円プレーヤーになれるんだぜ!」

 ということを伝えたい。野球の試合でも最もエキサイティングなのは「9回裏ツーアウトランナーなしからの逆転劇」です。これはビジネスも同じだと思います。僕らのような何もないおバカビジネスパーソンがあらゆる場所で逆転していけば、おのずと日本全体が強くなり、これまで以上に活気が溢れてくると思うんです。そろそろ、20代、30代が表に出てグイグイ攻めていく環境になってもいいかなと感じています。

 最後になりますが、いつも使っている言葉で、シメはこの言葉で決めたいと思います。

「おバカだってあきらめるな!」
「おバカだって、輝ける!」
「おバカよ、今こそ立ち上がれ!!」(終わり)

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