綿密なリハを5回も
過去に「月刊現代」(現在は休刊)誌上で、フジテレビが社員株主全員を集めて綿密なリハーサルを5回も行ったと報道されたことがある。そして総会では質問者14人中9人が社員株主だったとされた。
株主総会でこの件で質問が出ると、「適法の範囲でリハーサルを行っている」とフジテレビ側は回答したという。ただし、リハ5回という回数は番組制作でもしないだろうし、あまりにも多いような気がしてならない。こんな例は珍しいだろう。
また、株主対応だけではなく、報道陣の対応もキッチリと考えておかなければならない。別室でモニター見学などの方法が使われるが、あとは上場企業としてどうかとは思うが、本当に「ヤバイ」時は記者を会場から締め出すことがあるようだ。
ある会社では実際にそういうこともあった。
「(事件があった)その会社のの総会では、議場はおろか、いっさい会場内に入れてくれなかったですね。株に興味はないですが、そういう時は自分が株主だったら中に入れるのになぁ、と株主をうらやましく思うこともありましたよ」とは全国紙記者。
ソニー本社
いずれにせよ、どちらも大荒れとなることは間違いない。