国際会議の仙台誘致
「グローバルな会議を(被災地)仙台でできないかと、世界に5000人いるグループの営業にはプロモーションを掛けるように話しています」
昨年開業したばかりのウエスティン仙台に、日本のアピールのために何かしらの国際会議を誘致したい考えだ。来年以降には何らかの会議が仙台で開かれている可能性もある。
日本市場の回復時期についてははっきりとした見解は持っていないが「回復の兆しが見えないと人々は日本には来ません」と、アピールしていく考えを示した。また「日本市場のビジネス規模を考えると、5兆ドル(約400兆円)、と換算されており、(新規ホテル建設の)必然性はあると思います」とした。
アジアで最初に訪れた国が日本だったというパーシャン氏。右も左もわからない自分を、最高のホスピタリティで迎えてくれた、と日本には今でも格別の思い入れを持っているそうだ。
訪日客の完全回復までは時間がかかることも予想されるが、世界最大の高級ホテルグループはすでに動き出している。