妻がブログで暴露!愛人3人を国費1.2億円で囲う夫

愛人3人に1億2000万円もの国費つぎ込む

 だが、そんな状況を一転させる事件が起きた。今年3月、妻に1通のメールが届く。その内容は「どうぞ私を憎んでご主人のことは憎まないでください。私はご主人との間に女の子を出産しましたが、将来あなたの財産を脅かす存在ではありません」というものだった。

 驚いた妻はメールを受け取ると、すぐさま中国に帰国し調査を依頼。その結果、段氏には愛人が一人だけではなく3人いて、そのうちの一人との間には隠し子までいる事が明らかになったのだった。妻によると、愛人の一人は段氏の学生だという。

 段氏は子供のいる愛人に、養育費としてつき2000元(約2万4000円)を渡している他、ここ数年で北京に3つもマンションを購入しており、その額は1000万元以上(約1億2000万円)にのぼる。妻は「どこにそんな大金があるのでしょうか?それは、彼が毎年国からもらう研究費がどこに消えたかを見れば分かります」と主張する。

 中国科学院は21日に声明を出し、「段振豪は国内外で数々の職務を果たし、著名な科学者ではあるが、法律を犯し、不道徳な行いをしたことは見過ごすことができない。段の行いは科学の名声に甚大な損害を与えた」と批判している。

 一方の段氏は妻の告発に「これは妻が勝手に書いたものであり、内容も事実ではない。既に離婚を申請した」と反発。さらに「これはプライバシーの侵害。訴訟の用意がある」とした。妻は「離婚に同意した上で、こちらには沢山の証拠があります。徹底的にお付き合いしましょう」と一歩も引かない様子だ。

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