悪役にもなれなかった昨年
試合直後に大島さんから「指原、絶対勝てよ」と言われた。尊敬する大先輩から受けたエール。しかし、2回戦でアッサリと敗退した。
「どうやっても埋まらない差はあるんです。元々持っているものが違う」(指原莉乃のリアル)と語っているが、才能がないと本人は自覚していた。
現場の記者からは「大島優子が負けた」という事実は口から出たが、誰に負けたのか、興味を持っていなかった。悪役としても、ヘタレとさえも認知してもらえなかったのだ。
そんな指原さんが目標とするアイドルは元モーニング娘。の保田圭さん。保田さんと言えば、千葉のマクドナルドでアルバイトながら史上最年少のサブマネージャーになったとも言われる伝説の人だった。
また、近況はスポーツ紙記者によると、「国民的アイドルだったのに、礼儀正しいし、人当たりも良くパチンコの営業なども嫌がらないから、すごく評判が良いと聞いています」と人気者なのだという。
指原さんはAKBの人気はあと2年とTVで公言。目標とする保田さんのような息の長い活躍をしようと、日夜研究に余念がないことだろう。
さて、最後にじゃんけんに話を戻すが、今年もチャンピオンと1回戦で戦うことになった。相手は昨年の大会覇者・内田眞由美さん。5期研究生で同期という何とも因縁めいている。今年もヘタレにはヘタレの輝き方があるということを教えてくれるかもしれない。