早期退職希望が続出の大阪市役所、原因は知事?

橋下知事は正しいが、平松市長の方がマシ


平松市長の公式サイトより
 一方、平松邦夫大阪市長は、まだ明言はしていないが、市長再選に向けての準備を進め、市民の気を引くための政策を展開。そのことについても、橋下知事が槍玉に挙げている。「市長が職員を引き連れてタウンミーティングをやっている。地元の要望を聞いて、補助金打つ。市役所は公職選挙法の対象になっていないが、おかしいやりかた」と指摘している。

 「橋下知事は間違ってはいない。区役所職員を土日に出勤させて、市民の人気取りになるようなイベントを増やしている」と市職員は話す。だがそれでも「橋下知事が市長になるより、平松現市長のほうがまし」という。


橋下知事の公式サイトより
 橋下知事が党首を務める地域政党「大阪維新の会」が提唱している大阪都構想を進めるには、市役所改革は必須だ。橋下知事が市役所に乗り込めば、府でやったようなドラスティックな改革を進めるだろう。「退職金削減もやるだろうから、橋下知事が市長になったら、定年までは勤めたくない」(50代男性市職員)という声は多い。

 既存勢力の代名詞とされた関西電力の関係者は困り顔だ。

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