年初来安値を更新した日経平均株価8590.57円(9月6日終値)。この先はいかにも不透明で、投資家も不安が募る。だが、いつの時代でもスター銘柄は出てくるもの。こんなご時世でも10倍高を狙ってみたい、という投資家のために、これまで通算4度の10倍高(テンバガー)を経験した個人投資家・鮎川健さんが、10倍高も可能な復興関連銘柄を挙げた。
低迷相場でも復興関連銘柄がある
家屋の2階に乗り上げた遊覧船「はまゆり」(岩手県大槌町)
「あしぎんFG」21.0倍
「オリエント時計」17.2倍
「日本エコカ」11.2倍
「アドバンスクリエイト」10.6倍
8月に入ってからというもの、世界各国で相場は大荒れ。投資戦略を貫徹するもよし、あるいは、抜本的に見直すのもまた良いだろう。今回、鮎川さんが先を睨んで目を付けたのが「復興関連銘柄」だ。しかし、あまりにも幅は広い。
「某証券会社のサイトによれば震災復興銘柄のカテゴリに440余りの銘柄がひしめきあっていますが、それをバカ正直に丹念に調べ上げていたら、震災復興特需が終焉しかねません」
そこには株価が上昇する可能性が低いと見られる「死火山銘柄」と、今後上昇する可能性が高いと思われる「休火山銘柄」がある、と鮎川さんはいう。