「20世紀の伝説的ワイン」がオークションに
東京タワーが目の前に美しく見えるガラディナー会場
この日のオークションのメインは、シャトー マルゴー82年のマグナム。20世紀で最も偉大とされる伝説的ワインが最後に登場し、会場は大いに盛り上がりました。
ディナーからオークションまでマルゴー尽くし、ワイン好きにはたまらない会だった今回の「シャトー マルゴー ガラディナー」。ポンタリエ氏と時間とワインを共有できた幸運に、皆さん大変喜ばれ、満足されたようでした。主催した「XEX」では毎年このようなワインにまつわるガラディナーを開催しているそうです。来年はどんなこだわりのワインが登場するのか、今から非常に楽しみです。
プロフィール
ポンタリエ氏(右)とクオモ氏(左)
1956年フランス、ボルドー生まれ。パリ国立農業大、モンペリエ国立高等農業大を経て、1981年ボルドー大ワイン醸造学博士号を取得した。博士論文は「赤ワインの小樽熟成について」。1981~82年、サンチャゴ大ワイン醸造学教授としてチリのワイン造りで先導的な役割を果たした。1983年から「シャトー・マルゴー」のワインメーカーとなり、現在は総支配人兼最高技術責任者。
サルヴァトーレ・クオモ(Salvatore Cuomo)
1972年イタリア、ナポリ生まれ。イタリア人の父と日本人の母を持ち、本場の「ナポリピッツァ」を日本で一躍有名にした功労者。2006年に政府公認「真のナポリピッツァ協会」主催の世界大会「Pizzafest」でチームを最優秀賞受賞へ導く。同年11月、アジアにおけるイタリア料理普及への貢献が高く評価され、ICIF(イタリア国外へ正しい料理文化を伝えるためのプロ養成団体)より功労賞を授与される。