プロ野球選手になるにはいくらかかるか?

独身のうちは親が管理してやる

 契約金が数千万円くらいなのに、高級車を買ってしまったりする選手も見受けられる。社会人出身の選手とは違い、高校、大学出身者はお金に疎い選手も多いようで、選手によっては、独身のうちは親がお金の管理をしてやるケースも多いのだという。

 「住民税が翌年に掛かることを知らずに、高級車を買ってしまい、家族に泣きついて払ってもらった選手もいたくらいです」(スポーツ紙デスク)という武勇伝を持つ選手もいるくらいだ。子どもがプロになってからも、親がしてやれることは決して少なくないのだ。

 それでは、最後にプロ向きの選手をプロ側のニーズから見てみた。プロ、アマ両野球の取材経験の長いスポーツ紙記者は次のように話す。

 「左投手は元々数が少ないし、まして一流の左投手は探してもそうはいません。現に各チームのエース級投手は左が多いくらいですから。欲しくないチームはありません。もし、お子さんが左利きなら、目指してもいいと思います」

 ◆ソフトバンク 杉内、和田◆日本ハム 武田勝◆西武 帆足、石井一◆ロッテ 成瀬◆中日 チェン、岩瀬◆ヤクルト 石川◆巨人 内海◆阪神 能見、岩田(敬称略)

 確かに各チームとも左投手がエース格になっているようだ。みなさんの子どもの利き腕はどっちか?

 ◆参考資料:プロ野球選手年俸ランキング(金額は推定、敬称略)
1 ダルビッシュ有 5億円  日本ハム
2 ラミレス     4.5億円 巨人
3 岩瀬仁紀    4.3億円 中日
3 小笠原道大    4.3億円 巨人
5 阿部慎之助 4億円  巨人
5 城島健司    4億円  阪神
5 和田一浩    4億円   中日
5 藤川球児 4億円  阪神
9 林昌勇      3.6億円 ヤクルト
10 金本知憲    3.5億円 阪神

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