支持政党なしの無党派が乱立した
「どうか私を支持してください」
「今日は永遠に忘れられない日となりました」
「九龍南居委員会があの手この手で邪魔をし、私の推薦人を規定の11人から9人に減らして、立候補を取り消さざるを得なくなったのです!」
「立候補までには規則をきちんと守り、心をこめて慎重に進めてきたのに。まさかあんな低俗な機関の人によって、反古にされるとは」
結局、程さんは立候補さえ認められないまま、選挙を戦うこともなかった。
実は今回の選挙では、程さんのように、政党の支持を受けずに立候補した人が急増し、報道によると、全国で120以上が出馬を表明したという。これまで、人民代表大会選挙に出馬するのは、共産党の推薦を受けた候補がほとんどで、対立候補を立てたとしても、単なる芝居にすぎなかった。
ところが今年は違ったのだ。