FXで勝率7割の占い師

本業で1000万円稼げないと一流ではない

 「占い師は月10万円もらっている人でも、いい方です」

 占い師とは本田さんがそう語るくらいに厳しい職業だというのだ。本田さんは現在、北海道で占い師として活動している。手相、タロット、九星、天中殺、四柱推命などを駆使するが、まだまだこの世界では若手の域にいる。

 例えば毎年、本を出したり、TVなどに頻繁に出て先生と呼ばれるHさんのような占い師はごくまれだという。

 「僕にとってはFXとは、(人間としての)器を確かめるためのものです。本業で自立して年収1000万円以上稼ぐことができるようになって初めて、一流なんじゃないかと思います」

 「器」という言葉を選んだ本田さんは「いまの自分の器は1日20銭が精いっぱいですから」ともいう。FXは技術だけを磨けば勝てるというものではなく、「いっしょに(お金に対する)器も鍛えていかなくてはなりません」と語る。

 本業にしろ、投資にしろ、自分の器を鍛えることを忘れてしまっては、上達はないということだ。

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