無一文から
張茵(ちょう いん)氏(新浪網より)
という圧倒的な数字でトップとなった。張茵氏は2006年の中国長者番付で1位になったこともある。女性で無一文から身を起こしたことで伝説となっている。
張茵氏の原籍は東北地方。1950年代に軍人の家庭に生まれ、幼いころは貧しく家には7人の弟と1人の妹がいた。1982年に大学を卒業すると、工場の事務や深セン信託銀行関連の会社で財務の仕事などをした。その後、ある貿易会社で梱包業務なども行っている。
1983年、張茵氏は香港に行き貿易会社の会計業務に当たっていたが、1年後その会社は倒産。この時、3つの選択肢があった。広東に帰るか、641万ドルの仕事を受けるか、自身で起業するかというものだ。