30代で貯金1億円の猛者も!? 東京電力社員のフトコロ事情

 5月1日は東京電力の創業記念日。休日でしかも特別手当まで出る社員にとっては、東電ライフを最も満喫できる一日でもあるが、今年はそうもいきそうにない。今回は、電力業界から漏れ伝わる東電社員たちの、フトコロ事情を紹介する。

5月1日、今年は休めるのか?

 「5月1日」。東京電力にとっては、ひじょうに大切な1日である。


東電本社
 1951年の5月1日に現在の企業体となった、創業記念日にあたるのだ。関係者によると、会社休日でしかも特別手当として数万円が支給されるというのだ。社員にとって、東京電力に入社した幸せを実感できる日だろう。

 「数万円、たしか5万円もらえると聞いたことがあります」と、他の電力会社の中堅社員ら複数の関係者の証言を得た。だが、「おそらく今年は出ていないのでは」と前出の関係者。こんなご時世にもらえるということは考えにくい。

 今年の5月1日は東京電力社員たちにとっては、復旧作業、あるいはコールセンターななどもてんやわんやだと聞く。特別手当以前に、休日さえままならないことだろう。

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