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「史上最大のナンピン」から課税ロス防ぐため600億円分売却
米著名ヘッジファンド運用会社パーシング・スクエア・マネージメントが、加製薬大手バリアント・ファーマシューティカルズの株式約500万株を昨年末に計5億2033万ドル(約623億円)で売却していたことを発表した。売却する前の段階では保有比率9.9%、3410万株で、時価にして約32億ドルに上っていた。理由としては、オンショアのファンドに組み入れている分だといい、課税が発生するために税金のロスを避けるためだとしている。また、CEOの病欠発表のタイミングにもかぶっており、そちらの影響もあるか。 -
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NHK紅白歌合戦出演料ランキング 「超薄給」でも出ないと売上1億円減?
国民的な歌番組として広く認知される大晦日のNHK紅白歌合戦。豪華な出演陣と演出で華やかに彩られているが、内実は総予算額が3億円以内という超緊縮予算となっている。その関係上、出演者たちのギャラにしわ寄せが来るのだが、出演アーティストのギャラランキングを作成してみた。上限でも50万以内、下位はアルバイト並みに時給換算●円というものだが、業界関係者は「どんな大物も大晦日セールです」というのが実態のようだ。だが、出場できないと翌年の営業成績にそのまま跳ね返り、売上が1億円以上もダウンした例も実際には存在しており、あらためて紅白の影響力の強さを思い知らされる。 -
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2億円マンション「ル・サンク小石川後楽園」竣工直前で許可取り消し、契約解除
文京区の億ション「ル・サンク小石川後楽園」が、東京都建築確認審査会から建築確認処分を取り消す裁決が出され、このたび、デベロッパーが購入者との契約を打ち切ったことがわかった。地下駐車場の避難階段が設けられていないなどで東京都のお条例違反があった。文京区の中心部に位置しながも良好な環境面からも人気が高く、最高価格2億円以上のプランもあったが全戸完売となっていた。12月末に竣工予定、来年2月入居開始予定という竣工目前にしてのマンション建設の執行停止は異例のこと。 -
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相続時の上場株式評価見直しは盛り込まれず(与党税制改正大綱)
上場株式の相続時の評価見直しを金融庁が要望していた件で、このたび与党がまとめた税制改正大綱では盛り込まれていないことが明らかになった。不動産、タワーマンションなどと比べて、相続時の税制上は不利とされる上場株式。相続メリットによる富裕層や資産家の資金が流れ込む可能性も考えられるために、日本証券業協会は来年以降も積極的に呼び掛けていく方針を示した。 -
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ロンドン地下10階「フェラーリ御殿」計画 富裕層の地下壕開発競争
富裕層による地下の開発が盛んに行われて問題化していた英ロンドン屈指の高級住宅街ケンジントン&チェルシー区。大富豪が自宅地下に「フェラーリ御殿」を建設するにあたって、隣接するフランス大使公邸を所有するフランス政府が計画の差し止めなどを求めていた訴訟で、英高等法院は大富豪の主張を認められた。すでに昨年末に規制条例が出ており、壮大な「地下御殿」建設はこれがほぼ最後になると思われる。 -
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神戸暮らしの非居住者イ・ボミ 納税は韓国で?
プロゴルフの賞金女王イ・ボミ選手(27)が、韓国で納税していたことが週刊新潮(12月24日号) の報道でわかった。今季はツアー7勝で獲得賞金2億3049万円と男女通じての新記録を樹立し、その他収入も合わせれば年収は5億円程度に上ると思われる。神戸に居住用マンションがあるものの、非居住者扱いのようだ。もっとも多くの外国人ゴルファーが非居住者としている場合が多いが、先日はイ・チヒ選手が3億円の所得の申告漏れを指摘されるなど、ボミ選手ら日本ツアーを席巻する韓国人選手たちも何らかの対応を迫られる可能性もある。 -
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「ノブホテル・マニラ」高級ホテルワースト1位に
名優ロバート・デ・ニーロ氏と著名シェフ松久信幸氏が共同経営する高級ホテル「ノブホテル・マニラ」(フィリピン)が、高級ホテルランキングのワースト1位に選ばれた。ラグジュアリー・トラベル・インテリジェンス(LTI)が発表した。 -
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創業家会社売却ランキング 一休400億円、CoCo壱番屋200億円
最近は日本でも自身が起業した会社をアッサリと売却するトップも増えてきた。特に、高級ホテル予約サービス「一休」創業者の森正文氏はヤフーに持ち株を400億円以上で、カレーチェーン「壱番屋」の宗次徳二氏は200億円以上でそれぞれ売却している。会社が成長の限界を迎える前に、または、第二の人生を歩む前に、会社を売却するという選択肢が一般的になりつつあるが、主に今年を中心としたランキングを見てみることにする。 -
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大富豪の生存率20年で半分 時代は西武からマイクロソフト
資産10億ドル以上を保有するビリオネア(大富豪)の40%以上は、この20年間で消えていったことがUBSとPWCの調査結果で明らかになった。1995年時点でビリオネアだった289人が2014年時点で126人となっており、富を2世代、3世代と移行させていくことの難しさを感じさせる。一方で、それ以上に新たなビリオネアが誕生し、特に女性が男性以上の割合で増加し、新陳代謝が起きていることもわかる。 -
ウェルスマネジメント
大型ヘッジファンド71%が2016年新ファンドを計画
ヘッジファンド運用会社の44%が、2016年は新たなファンドを増やすかもしくは、資金を増額させる考えを持っていることが、の業界団体AIMA(オルタナティブ投資運用協会)がまとめた2015年のレポートで明らかになった。特に運用総資産5億ドル以上の運用会社でその傾向が強く、ファンズオブファンズ、SWF、中国をはじめとしたアジアの超富裕層らの資金需要を見込んでいる。ただ、裏を返せば実績と規模がある運用会社には資金が集まる傾向が強まっているとも言え、優勝劣敗がはっきりする年にもなりそうだ。 -
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全社員にボーナス1200万円(総額160億円)支給の米大富豪 業界大不況にも負けず
米石油会社ヒルコープ・エナジーが、従業員1350人全員に対して、それぞれ10万ドル(約1200万円)のボーナスを支払うことを決定した。支給額合計は総額1億3500万ドル(約163億円)になる大盤振る舞いとなるが、創業者は地元への寄付を欠かさず、また過去にも従業員に大盤振る舞いを行ったこともある地元の名士。フェースブック創業者マーク・ザッカーバーグ夫妻による500億ドル規模の慈善事業投入が大きな話題となったが、1人あたり1200万円という臨時ボーナスのインパクトもそれに劣らず大きい。 -
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「フェラーリ290MM」34億円で落札
F1王者ファン・マヌエル・ファンジオ氏がレースで乗るために製造された「フェラーリ290MM」が、米NYで10日行われたサザビーズRMオークションで、2805万ドル(約34億円)で落札された。事前の予想落札額2800万ドル以上(約34億2000万円)には届かなかった。最近10年間、高騰し続けてきたフェラーリなどのヴィンテージカー市場だが、今年最後の大物でもあったフェラーリ290MMという象徴的存在の価格は今後のヴィンテージカー市場に影響を与えるのか。