急進的な人員削減
大阪市役所
橋下市長誕生が決まったときに予想されたことで、退職金が加算される早期退職制度を使って3月末に退職する職員が殺到。昨年度に比べ、およそ倍の650人もが3月末でやめる。このうち217人が交通局職員。同局の早期退職者は昨年度末が16人だったから、殺到ぶりがわかる。
市全体で、3月末に辞めるのは、定年退職を合わせると1300人強にものぼる。橋下市長は、約3万8000人の職員数の3割削減を目標にしているが、「あまりに急な減り方は、行政サービスに支障を来たすのでは」(メーカー30代男性)と心配する市民もいる。