スーパーモデルの長者番付がこのたび米誌フォーブスから発表され、2012年の年収で1位は4200万ドル(約42億円)で、ジゼル・ブンチェンさん(33)が9連覇を達成した。今年も2位以下に6倍以上の圧倒的な差をつけ存在感を見せつけている。ランキング全体では、アジア初ランクインとなる中国のリュウ・ウエンさん(25)が5位、プルトリコのジョン・スモールズさん(25)が8位に初登場し、ここ数年とは様変わりした新たな動きが出ている。
◆スーパーモデル長者番付(氏名、年齢、年収)
1 ジゼル・ブンチェン(33) 4200万ドル
2 ミランダ・カー(30) 720万ドル
3 アドリアナ・リマ(32) 600万ドル
4 ケイト・モス(39) 570万ドル
5 リュウ・ウエン(25) 430万ドル
6 ヒラリー・ロダ(26) 400万ドル
7 キャロリン・マーフィー(40)360万ドル
8 ジョン・スモールズ(25) 350万ドル
9 キャンディス・スワンポール(24)330万ドル
10 ララ・ストーン(29) 320万ドル
※敬称略
また、モデル業界関係者の間では「ブラジル人モデルの(商品の)売上への影響力はひじょうに高い」とされている。その流れを作ったのがジゼルさんでもある(ちなみに、「日本ではそれほどでもない」という)。
それでも、ジゼルさんは圧倒的で文字通りケタの違う稼ぎとなっている。ヴィクトリアズ・シークレット・エンジェルの契約が切れてからも、モデル活動、さらには自身の事業は衰えることなく、史上最高のスーパーモデルの地位は明け渡しそうにない。
2008年に同誌が発表した総資産額は、1億8000万ドル。現状の資産額は明らかではないが、スーパーモデル界では唯一ビリオネアに手が届く可能性を持つといっても良いだろう。長者の座を明け渡すとすれば、本人が引退することくらいしか考えられない。