終焉までのカウントダウン状態
「株価はあくまで目先、需給によって上下に動く可能性はありますが、将来の株式的価値に関しては、残念ながら絶望的ではないでしょうか?」
ちなみに鮎川さんは「7円で買って9円で売りました。10倍を狙っていたわけではなく、目的はマネーゲームです。もちろん、その日のうちに手じまいしました」と話す。
JAL株だけで、1日の出来高が10億株を超えたという日もあった頃だが、現在では1億株未満になってきた。「1買い、2ヤリ(1円で買って2円で売る)しかないでしょうけど、1円で買えるとは限らないし、2円で売れるとは限りません。あとは、もしかしたら100%減資が回避されるなどの材料を待っているのかもしれませんけど、所詮はマネーゲームです」。マネーゲームは確実に終焉に近づいている。
日本航空のチャート(出典:ヤフーファイナンス)