FXで2.5億円稼いだ「指標スキャル」とは?

右肩上がりに2億5000万円


Happy氏の資産推移表
 2007年1月に開始したFX取引。FX専業投資家Happy氏は現在までに2億5000万円を稼いでいるのだが、金額はもちろん、資産表を見てもほとんど右肩上がりに増え続けている。

 驚異的な成績を残すこのトレーダー。今、勝っている投資家の間で流行していると言われている手法「指標スキャル」で、一目置かれている。

 スキャルとは「スキャルピング」の略で、ポジションを取って決済するまでをわずかな時間で終わらせてしまう超短期トレード。何分とポジションを持つことなく、早ければ数秒間で、利益確定、あるいは損切り。それを、為替相場が大きく動きやすい指標発表時に行うため指標スキャルと呼ばれる。

 例えば、米国雇用統計の発表で、上下どちらかに動き始める。動き出した方向に順張りでエントリーして、そして利益を確定する。途中、思惑とは違う方向に行けば損切りする。たった、これだけだ。

 だが、あくまでもハイリスクハイリターンであることに違いなく、実際は簡単ではない。スキャルは小さく利益を抜いていくため、レバレッジが高くなる。さらに指標発表時はFX会社によってはスプレッドが大きくもなる。わずか数秒という一瞬の判断を誤ったり、躊躇したりすると、目も当てられない結果となる。

 ただし、身につければ、逆にリスクは限定できる。「YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア)」読者の投資家にとっても、使い方を誤らなければ、指標スキャルは有効な投資手法となるのではないか。

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