30代で年収3000万円を実現した人の特徴

20歳代で年収1億円の人の考え方

 「人生1時間ということなんだよね」。

 竹内氏が30歳代3000万円の該当者に会っていく中で、どこか独特の知性を感じさせる初老の男性から、このように告げられたのだという。

 この言葉の差す意味とは、すなわち1時間=60分を年齢に例えて、バリバリと働くことができる年齢を60歳までと置き替えて考えているのだ。ちなみに、この男性は現在10社以上の会社を持ち、20歳代ですでに年収1億円以上を実現していたという。


 竹内氏は「人生1時間なのだと理解しました。長時間労働をするということは、価値のあることに使う時間の絶対量を増やすということです。これは、30歳代で年収3000万円を実現した人とそうでない人を見分けるポイントを示唆しています」と話す。

 それを象徴するように、調査対象者の1日のテレビの視聴時間だが、1時間未満が54.7%を占めたという。また、一般に習得するまでに3000時間掛ると言われる英語を捨てて、仕事に励んだ経営者もいたり、時間の感覚はやはり絶対的な価値の源泉なのだ。

 つまり『本気で働く』ということは、成功の最低条件であることがわかる。

1 2 3 4
よかったらシェアしてね!
目次
閉じる