「1億2000万円返せ」安愚楽牧場出資者の怒号

安愚楽牧場のビジネスモデル

 和牛の募集価格は、牛(価格の60%ほど)プラス飼料代などの諸経費が入って数倍~10倍に設定しているのだという。あまりにも高いように思うが、説明では和牛は子供を産んでいく上に売却できるために、配当金を出していくのは問題ないという。

 だが、牧場側は、最近のデフレ傾向は和牛の価格でも起きていたと説明しており、高値で売却することは厳しかったものだと思われる。こうしたことも資金繰りが苦しくなっていった要因ではないかと思われる。


会場の前は報道陣でごった返した
 安愚楽牧場が預かっている和牛は約14万頭で、そのうち出資オーナー分は約10万頭。説明会では、和牛の育成には日々のランニングコストがかかるために、弁済資金を作るために早期の売却を行いたいという意向を伝え、出資オーナーたちに同意を求められたそうだ。

 「同意するしかしょうがない。そうじゃなきゃ、現物引き取りになってしまうもの。でも50%以上は戻るようなことを言っていた。今までの配当と合わせたら、そんなに損はしていないから、勉強だと思わないと…」(60代男性、出資金300万円)

 しかし、こんな物わかりのいい出資オーナーばかりではない。

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