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ウェルスマネジメント
年俸4000億、リターン149% 豪快運用のデビッド・テッパー【ヘッジファンドマネジャー列伝⑧】
リスクを恐れず、大きな損失を生んでも、すぐにそれ以上のリターンをあげて取り返す、そんなスケールの大きな運用を行うのが、デビッド・テッパーだ。 アメリカンフットボールをしていたという、身長180cmを越すガッチリとした体格にふさわしい豪快な運用スタイルで、その数字も豪快そのもの。テッパーの会社「アパルーサマネジメント」は2003年には最大149%というリターンを記録。ヘッジファンドマネジャーの報酬ランキングの常連で、何度も1位にランク付けされている。 2009年報酬額40億ドル(4000億円)は、史上最高に近い金額だ。 -
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15兆円、世界最大のヘッジファンドを率いるレイ・ダリオ【ヘッジファンドマネジャー列伝⑦】
世界最大のヘッジファンドはどのくらいの金額を運用しているのか? 答えは1500億ドル(15兆円)以上だ。小さな国の国家予算を優に超えるだろう。これだけの金額を、1つの会社が扱っている。 レイ・ダリオが率いるヘッジファンド「ブリッジウォーター・アソシエイツ」は、危ない轍を踏まないバランスのよい運用スタイルで、およそ350のクライアントには公的機関や大学、公的年金基金、慈善財団、国の中央銀行や政府機関なども含まれる。 -
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一晩で10億ドル儲けたジョージ・ソロスの「ブラックウェンズデー」【ヘッジファンドマネジャー列伝⑥】
ジョージ・ソロスといえば「イングランド銀行をひざまずかせた男」という異名が有名だ。 イギリスポンドの暴落を引き起こした「ブラックウェンズデー」の黒幕として暗躍した。 その様子はどのようなものだったのか、そして彼のしたことは正しかったのだろうか? -
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ジョージ・ソロスが2億3000万ドル儲けた「プラザ合意」【ヘッジファンドマネジャー列伝⑤】
ジョージ・ソロスといえば、ヘッジファンドに限らず、投資に関わっていれば知らぬ者のいない超有名ヘッジファンドマネジャーだ。 87歳になった今もヘッジファンドマネジャーでいちばんの資産を持ち、フォーブスの発表によると、資産総額は252億円とされる。 高齢から引退したが、イギリスのEU離脱を前に現役復帰した。 ソロスに関するエピソードは尽きない。複数回に分けて、ソロスが巨額の利益をあげたエピソードを紹介したい。 -
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報酬1位、リターン最大160%の天才ヘッジファンドマネジャー、シモンズ【ヘッジファンドマネジャー列伝④】
2014年、2015年のヘッジファンドマネジャー報酬額のトップはグリフィンとなっているが、ほぼ同額の約17億ドルを稼いだとされるヘッジファンドマネジャーが、ジェームズ・シモンズだ。 グリフィンの台頭以前は長年にわたり、何度も報酬ランキングの1位を獲得してきた人物でもある。 シモンズ氏本人は積極的にメディアに登場することを嫌い、あまり素顔を知られていない。しかし、ヘッジファンド業界では、異彩を放つユニークな人物でも知られており、 英紙フィナンシャル・タイムズには「最も賢い億万長者」と評されるなど、その評価は高い。 シモンズの功績は、ヘッジファンドに数学的なアプローチを取り入れ、 コンピューター主導の取引の仕組みをつくったことだ。 -
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やはり海外で強いアメックスカード
海外経験の豊富な人物が管理人と思われる、あるブログの記事が話題になった。 海外でのクレジットカード支払いで注意すべきこと。(日本円か現地通貨か聞かれたらどちらを選ぶべきなのか) 詳細は記事に譲るが、タイトルの通り日本円を選択すると、店やブランドの一存で客にしてみれば払う必要のない手数料を得ることができるという話だ。 旅行や出張の際などにしか起こらないことであり、そう細かくチェックする部分でもないため、気にしない人が多いが、実はわかりにくくなっている点だ。 その仕組み自体はカード会社も公表しているが、よほど注意深く見ている、仕組みを理解している人でない限り、見落とすレベルだろう。 -
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リターン57%、報酬7.5億ドル、新進気鋭のヘッジファンド、ツーシグマ【ヘッジファンドマネジャー列伝③】
現在、急速に存在感を大きくしているヘッジファンドが、ツーシグマ・インベストメントだ。 ノーベル賞を制定しているノーベル財団は、財団基金の運用にヘッジファンドの割合を増やしており、ツーシグマの運用成績が良かったことから2014年にツーシグマへ追加投資を行ったことも明らかにしている。 ツーシグマの2人の経営者ジョン・オーバーデックとデビッド・シーゲルは、2015年のヘッジファンドマネジャー報酬ランキングで7位に入った。報酬額はそれぞれ5億ドルだ。 -
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世界のエグゼクティブがワインを学ぶ3つの理由
「ビジネスに関係する社交の場でどんな話をするか」 これは非常に重要だ。そして、意外にない。 その場にいる多くの人が関心のある話題で、話す人が一目置かれ、場を和ませる笑いも起こるようなものを求められる。 そのような場で話題になり得るのがワインだ。 ワインは今や、エグゼクティブな人たちの社交の場での教養として、海外では社内で研修が行われるほどに重要な地位を占めるようになっている。 なぜそこまでワインが重宝されるのか、理由は大きく分けて3つある。 -
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世界一の報酬17億ドル、資産75億ドル、慰謝料もケタ外れのグリフィン【ヘッジファンドマネジャー列伝②】
フォーブスとアメリカの投資専門誌インスティチューショナルインベスターズが発表した、2015年分のヘッジファンドマネジャーの報酬ランキングでともに1位となったのが、ケネス・グリフィンである。 その金額は17億ドル、日本円にして1700億円相当だ。 -
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年率62%、伊藤忠にケンカを売る空売りヘッジファンド、チェイノス【ヘッジファンドマネジャー列伝①】
7月27日、日本の株式市場に衝撃が走った。 アメリカの投資ファンド、グラウカス・リサーチ・グループが、「伊藤忠商事が1531億円相当の減損損失の認識を意図的に回避し、2015年3月期の当期純利益を過大報告したと考えている」という調査レポートを公表したのだ。 -
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M&Aで巨額の損失「労務DD」の落とし穴
会社の事業拡大で、M&Aを積極的に行っている会社も多いだろう。 近年、会社に関する考え方も変わり、効率よく経営資源を入手できるということで、成長戦略の実現のためのM&Aが昔に比べ積極的に行われるようになってきた。 一方で、元々は社風も企業文化も異なる別の会社である。統合には、一筋縄ではいかない部分もある。 また、経営者も社風など「気づきやすい」ところには目を向けるが、問題になりやすいのは、気づきにくいところだという。 「意図的に気づかないようにしていたのではないか?」と思わされるケースもある。どういうことかを、日本最大級の社労士事務所である大槻経営労務管理事務所の代表社員、大槻智之氏に寄稿いただいた。 -
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誰もがすぐに話せる「頑張らない英語」とは?
日本人の多くが苦労している「英語」英語は苦手、無理なのであきらめている、という人も多いだろう。 「頑張らない英語」を提唱しているのは、日本人の英語の悩みに答えを出している「イングリッシュ・ドクター」の西澤ロイ氏だ。その名前からハーフかと思いきや完全な日本人。もともと海外で暮らしたこともなく、日本にいながらにして英語ができるようになったという(その後アメリカに1年間留学)。 かつては英語がまったくできないところがスタートで、英検は4級。受験英語を経ても全く英語はしゃべれなかったが、大学で言語学に基づいて学習した結果、使える英語を身につけ、TOEIC満点などを取得するなどしている。 その教えは日本国内だけでなく、英語圏在住の日本人、英語に対し真剣、英語を身につけることが急務の日本人からの評価が高いのが特徴だ。