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ウェルスマネジメント
ヘッジファンド運用総額383兆円に増加 16年のキープレイヤーは?
ヘッジファンドの2015年末の運用資産総額が、約3兆2000億ドル(約383兆円)になったことがわかった。前年末から715億ドル増加した。新規ファンドの設立は829、閉鎖は695で純増。戦略別では、エクイティ571億ドル、マルチ265億ドルとそれぞれ流入があった。難しい投資環境だったこともあり、ファンドマネージャーの40%が運用成績に満足していないと答えているが、機関投資家たちにとっての期待はいまだ大きいようだ。 -
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つぶやき一発株価20%上昇で15億円「オプラ・バズーカ」
米著名テレビ司会者のオプラ・ウィンフリーさんが、ツイッターのつぶやき動画一つで、上場企業の株価を約20%上昇させ、自身も保有する同社株式が約15億円分上昇した。資産31億ドル以上を保有し、世界で最も影響力のあるセレブの一人でもあるが、一つのつぶやきが「オプラ・バズーカ」となった。 -
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障害レース廃止法案(南豪州) 日本への影響は?
オーストラリアで競馬の障害レースが存続している南オーストラリア州で、州議会に障害レース廃止の法案が提出されたことが、現地の動物愛護団体の発表で明らかになった。人馬の安全面を考慮して世界的に廃止論議で揺れる障害レースだが、日本では馬主の「損失補てん的」な位置付けのレースにもなっており、南半球最大の競馬大国での存否は今後、日本などにも少なからぬ影響を与えそうだ。 -
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2015年「上場ゴール」選手権優勝は?
昨今、株式市場に多くの新興企業がIPO(新規株式上場)を果たしている。上場のために業績が作られて、その後は業績不振に陥り株価も低迷し、創業者、ベンチャーキャピタル、幹事会社だけが儲けるという「上場ゴール」という言葉をよく見かけるようにもなった。経済誌などでも一般的な用語として使われるようになっているが、まだ明確な定義自体は存在せず。売り出し額の大きさ、業績悪化(もしくは未達)、株価下落という要素を兼ね備えていればいいのか。2015年の上場株を振り返って、最も上場ゴールだった株がどこかを見てみたい。 -
ウェルスマネジメント
ヘッジファンド業界で非MBAの方が高給取りに
ヘッジファンド業界は超がつく学歴社会で、名門のMBA取得者は当たり前のように存在するが、こと給与面ではアソシエイト職では非MBAの方が高くなることが、米調査会社サムゼロの調査結果によって明らかになった。非MBAはベース、ボーナスの中央値で20万ドルだったのに対して、MBAホルダーは18.4万ドル。インセンティブへのハングリーさが結果につながっている可能性もあり、MBAが一流ヘッジファンドマネージャーの一つの必須アイテムだったが、今後は業界内でも変化が起きるかもしれない。 -
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通算リターン5兆円の聖人 ヘッジファンド運用益ランキング20
ヘッジファンド運用会社の運用開始から2015年末までの通算リターンのランキングが、投資調査会社LCHインベストメンツから発表され、厳しい投資環境だった2015年の運用益だけでも33億ドルをたたき出した、ブリッジ・ウォーター・アソシエイツが運用総益計450億ドル(約5.3兆円)として、1位に返り咲いた。前年1位の大御所ジョージ・ソロス氏のクォンタムエンダウメントファンドは2位に、業界報酬1位んぽデビッド・テッパー氏のアパルーサマネジメントは今年も3位をキープした。昨年唯一の40代でランクインしたビル・アックマン氏のパーシングスクエアキャピタルだが、今年はランク外に沈んだ。 -
ウェルスマネジメント
ポールソン殺した「デス・レポート」発行元がヘッジファンド運用開始
多くの企業の株価を急落させたことで恐れられている香港の投資調査会社マッディ・ウォーターズが、ヘッジファンドの運用を開始することが25日、SEC(米証券取引委員会)に提出した書類で明らかになった。これまで通称「デス・レポート」を発表し、多くの企業の株価を急落させ、場合によっては倒産に追い込むこともあった同社。かつては、サイノフォレスト株では、業界の盟主ジョン・ポールソン氏に土を付ける金星をあげるなどしたショートセラーの今後の動向にさらに注目が集まりそうだ。 -
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バブル終焉か? 販売不振でハワイ高級コンド分譲を中止
日本人富裕層にも人気が高く世界で最も安定した不動産マーケットの一つであるハワイ・ホノルルで、ある高級コンドミニアムが建設中止を発表し、関係者らに衝撃を与えている。現地の大手デベロッパー「Kobayashi Group」などがカカアコ地区で手掛ける共同プロジェクト「Vida at 888 Ala Moana」だが、販売不振とコストの上昇が理由だという。世界でも有数の高級不動産マーケットであるハワイで起きた異変の意味は大きいか? -
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投資最強エルメスバーキン、35年500%で株と金を圧倒
ハンドバッグの最高峰である「エルメス・バーキン」(Hermes Birkin)に投資した場合、米国大型株式の指標であるS&P500や、金と比較して、1980年~2015年までの35年間の長期投資のリターンで大きく上回ることが、米高級バッグオークション会社「BAG HUNTER」の調査結果で明らかになった。バーキン(14.2%)、S&P500(8.65%)、金(1.9%)というもので、35年で実に500%に。バーキン自体の価格が上昇している上に、特には昨年のオークションでは約2600万円の最高額を記録。世界中の女性が最も欲しがるハンドバッグの需要が景気要因を凌駕しているかのようだ。 -
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マイナンバー制で公務員の不動産投資がバレまくる?
佐賀広域消防局は19日、消防職員(43)が自分名義のマンションなど不動産投資で年間約7000万円の収入を得ていたため、地方公務員法第38条第1項(営利企業などの従事制限)に違反したとして、3カ月の減給10分の1の懲戒処分を行うと発表した。不動産投資は公務員の最強の副業でもあるが、今後はマイナンバー制度によって、完全に掌握されることになる。融資の優遇など利点があるために「兼業公務員」は多いが、今後はこうした例が増えてくるのではないか。 -
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ヘッジファンドダイレクト社長に聞く「ヘッジファンドに投資しているのは誰か?」
独立系の投資助言会社ヘッジファンドダイレクト株式会社(関東財務局長(金商)第532号)高岡壮一郎社長に、富裕層に人気で評判のヘッジファンド投資の基本を聞いた。高岡氏は2017年に執筆した著書『富裕層のNo.1投資戦略』(総合法令出版)の中でも、ヘッジファンド投資について詳細に解説をしている。 -
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40億円超えなるか 世界最大の収集家のフェラーリが競売に
世界最大のフェラーリコレクター一族保有の「フェラーリ335Sスパイダー」(1957)が、ヴィンテージオークションで史上最高額に迫る可能性があることが、オークションハウスのアートキュリアルの発表でわかった。仏パリで2月5日開催のオークションで、予想レンジを3000万ドル(約35億2200万円)~3400万ドル(約40億円)と設定した。これまでの最高額は2014年に取引された、フェラーリ250GTO(1962)の3811万ドル(約44億円)で、超えることができるか。