愛人契約といえば、月のお手当を何十万円と契約してもらったり、マンションを借りてもらうといった「月極」的な関係が、パッと思い浮かぶだろう。かつて、バブル時代に愛人をして、約2億円を見継がせたという安田敦子さん(仮名)はこう語る。
パパから2億円
「『パパ〜』なんて呼んで、家賃から生活費まで面倒を見てもらっていました。当時は、クラブでホステスをしていたのですが、お店で着るドレスなどもすべて買ってもらっていましたね。当時は物価も高かったので、ポンと100万円くらいくれて、『これで洋服を揃えなさい』なんていうことも日常茶飯事でありました。あるブティックの前で、30万円のジャケットを見て、すごく欲しくなってしまって、パパに電話をしたら、秘書が現金を持ってきてくれたなんてこともありました」
本業での収入は月々十数万。親戚などに職業を言うために働いているようなものだという。彼女は10代の頃から愛人として生活しており、今までに貢いでもらった金額は軽く億を超える。物品やマンションの家賃を入れると、2億近い計算になる。