iPhoneアプリ長者は15歳の灘中生

本当に中学生か?


なぜかTシャツはアンドロイドのtehu氏
 1メートル92、88キロ。

 中学生、いや日本中を探しても滅多にいない、この体格の持ち主がTehu氏(15)である。東大合格者数で毎年1、2を争う灘中学に通う、この神戸市在住の3年生が、米アップル社の携帯端末「iPhone(アイフォーン)」のアプリで、35万ダウンロードを記録した。そして無料総合3位、医療1位に輝いた。

 アプリケーション(アプリ)とは端末上で動かすソフトのことを指す。米アップル社の新型携帯端末「iPhone(アイフォーン)」はハード同様にアプリも人気化しており、すでにビジネスとして多くの個人と法人が参入し、競争環境は激しい。しかし、そこで中学生が1位を取ったということは紛れもない事実だった。

 tehu氏が開発したアプリのタイトルは「健康計算機」。誕生のきっかけは、まさに自分自身の体格。「健康計算機はもともと自分の体型に悩みがあったことから作り出されました」と話す。

 アプリは無料ながら、広告収入で月間8万円ほどが入るがすべて寄付。さらに将来は、米シリコンバレーに多くの優秀な人材を輩出したスタンフォード大学への進学を希望し、起業を目指すというスケールの大きな夢を抱く。「YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア)」は今回、アプリ長者の灘中生の横顔に迫った。

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