iPhoneアプリ長者は15歳の灘中生

9歳の少年に追いつきたい


 それは「9歳の少年がiPhone用ソフトを開発」という報道だった。当時、小学校4年生のリム・ディン・ウェン君は、iPhone上で絵を描くことができるソフト「Doodle Kids」を開発、アップルのサイト「iTunes(アイチューンズ)ストア」で2週間、4000回以上ダウンロードされた。

 「やはりシンガポールの少年に追いつきたい、っていう気持ちがあったからだと思います。ニュースに感心して自分でも作ろうと思うようになりました。書籍を買いあさって、今は家に20冊ぐらいiPhone開発関連の書籍があります。慣れの問題で、数カ月も勉強していれば自然にできるようになりました。シンガポールの少年が作ったアプリと同じアプリを作れるようになったのは1年後です」

 1年で少年に追いついたが、tehu氏には元々適性があったのだろう。学校ではパソコン研究部に所属。iPhoneを担当している。

 「開発のおもしろい点は、やっぱり自分の書いたコード通りにコンピュータが動いてくれることですね。しかも、世界を相手に勝負できるシステムが整っているので、iPhone向けアプリの開発に没頭してしまいました」

 そしてついに、2作目で大ヒットアプリ「健康計算機」が生み出された。ヒットアプリの作り方とはどのようなものだろうか。

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