iPhoneアプリ長者は15歳の灘中生

将来は灘高⇒スタンフォード大

 現在は灘中学に通うtehu氏は、灘高へ行く。灘高→東大という「規定ライン」を思い浮かべてしまうのだが、海外でという希望を持っているという。

 「僕はアメリカのスタンフォード大学への進学を希望しています。灘の海外進学を推進している先生が主催する特殊な合宿にも参加させていただいたりして、いまはアメリカに行くために自分自身を磨いてるところです。TOEFL、SAT、エッセイで点数をとらないといきたくてもいけないし」

 アップルの元マーケティング本部の外村仁氏、ITジャーナリストの林信行氏、ライブドア元CEOの堀江貴文氏らと話をした時に、進学するなら海外の方が良いと勧められたそうだ。アメリカの学習環境の良さなどを考えてのことだそう。

 「(卒業後は)数年企業で働いて、起業を考えています。どういう起業をすればいいのかは、まだ決めていません。十数年も後の話ですから。そのときに流行りそうな分野で会社を立ち上げられたらいいなと思います。夢としては、革新的なユーザーインターフェイスの実現です。例えば、脳と端末を直接リンクさせて、思った事を実行するようにしたり。そういうものを構築してしまえば、(キーを)カタカタ打つ必要もなくなります。まあいつ実現できるかはわかりませんが」

 グーグル、ヤフーなど多くのテクノロジー系の創業者を生みだしたスタンフォード大への進学を希望するtehu氏。今年は「健康計算機」の新バージョンを発表予定だとか。十数年後は、何かとてつもないことをやり遂げているかもしれない。

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